翻訳会社 アラヤサッポロ | 40言語以上の多言語翻訳のほか、通訳、事業の国際化・ローカライゼーションをサポート
平日 10:00~17:00
The Best Communication Experience

ウェブサイト・ホームページ翻訳
DMO 水のカムイ観光圏様
実施期間:2018年4月~
サービスの概要
インバウンド関連事業や製品・サービスのマーケティング活動においては、ターゲットとなる閲覧者に向けた多言語ウェブサイトの制作が必要になります。
アラヤサッポロでは、単なる言葉の言いかえではなく、ターゲットとなる国や地域のひとびとの共感を呼ぶ翻訳を心掛け、さらに、ウェブサイトのデザインや使われている写真を引き立たせる言葉選びに留意した翻訳サービスを提供いたします。
ウェブサイト翻訳で大切な「2つ」のこと
①ターゲットとなる国や地域のひとびとの共感を呼ぶ表現(事例ターゲット:欧米豪英語ユーザ)
ソース言語の日本語の意味を簡潔に分かりやすく翻訳するだけでなく、「つかみ」としてターゲットの共感を呼ぶような言葉選び(翻訳)を行いました。
このウェブサイトは、地域の雄大さや心地よい静けさを、ターゲット・オーディエンスに感じ取ってもらい、そこに住む人々が
長きにわたって守ってきた自然に普遍的な価値を見出してもらうことが目的です(地域ブランディング)。
「特別な意味を持つ場所」 を表すときに使う表現 「A land of」 、「昔から神々や人々に見守られて、元々の状態が
保たれているニュアンス」 を表す 「preserved」 を使うことにより、ウェブサイトを閲覧した方が、この特別な地をぜひ訪れて
みたいという期待感や共感を引き出します。
また、こうしたターゲット・オーディエンスの共感を呼ぶ表現は、ウェブサイトからの離脱を防ぐためにも有力な方法の一つと
なります。
【参考】
日本語キャッチコピー 「いにしえの時代より守られてきた ‟手付かずの自然が残る場所“」 の直訳例を二つあげてみます。
1.A place where unspoiled nature remains, which has been protected since ancient times.
2.A place where unpolluted nature is remaining, which has been sheltered since antiquity.
このキャッチコピーのキーワード 「守られてきた」 「手付かずの」 に使われている直訳例の英語は、ネイティブには
下記の語感として捉えられます。
「手付かずの」
1. unspoiled :幅広い意味で使用できるが、食べ物や飲み物が「傷んでいない」等で使用されることが多い。
(例:The milk is unspoiled.)
2. unpolluted:「汚染されていない」という限定的なニュアンス。
「守られてきた」
1. protected:保護するカバーや機材を用いたり、規制をかけたりして「保護する」意味。
何かに「囲われている」ニュアンスが強い。
2. sheltered:悪い環境(悪天候・危険な状態)から「守る」意味。
何かに 「かくまわれている」 ニュアンスが強い。
ちなみに、直訳例で使用されている 「which has been」 といった構文は、文の印象が弱くなるため、キャッチコピーでは
あまり使用されません。
②デザインや写真を引き立たせる言葉選び
翻訳した文章がデザインや写真にそぐわない表現になっていたり説明的で長すぎたりすると、 折角のデザインや写真も魅力が半減してしまいます。
アラヤサッポロのウェブページ翻訳では、デザインや写真を引き立てるような翻訳を心がけています。

「地域の食文化」カテゴリー
のトップ画像 ⇒こちら
簡潔なキャッチコピー"Enjoy Local Cuisine"と
海外でも認知度の高い「箸」のイラストの
組み合わせで直感的なイメージを高めています。
「和琴半島一周カヌークルーズ」
のキャッチコピー
サイトの日本語版の文言:
コバルトブルーの湖に浮かぶ島で
地球の鼓動を体験 ⇒こちら
まるで、この島が浮かぶコバルトブルーの湖で
実際にカヌーを漕いでいるかのような
音韻的効果をねらった表現にしました。
それにより、写真と一体となったデザインによるユーザー体験を演出しています。
Feel → beating
earth's → heart
paddle → beautiful
around → islands


「ネイチャーガイド」
のキャッチコピー
サイトの日本語版の文言:
「旅人が主人公」縁の下の力持ち ⇒こちら
「主人公」は直訳だと
main character, protagonist, hero/heroineなどありますが、
比喩的表現でよく使われ、星空スポットも多い道東地域にかけた"the star"を使っています。
「縁の下の力持ち」の英訳
"the wind beneath the wings"は
英語圏の歌のタイトル等でも見かける比喩表現で「彼らがいないと成功しないが、あくまでサポート役」という意味です。
アラヤサッポロのウェブサイト翻訳への取組み
アラヤサッポロでは、旅行代理店や観光施設等、インバウンド関連事業者様や製品・サービスの海外展開をしている事業者様へ効果的なウェブサイト翻訳サービスを提供しています。
また各国向けのデザインのローカライズ、既存日本語サイトの多言語翻訳・制作、コーディング後のテストページでの校正チェックも対応可能です。
詳しくは「ウェブサイト・ホームページ翻訳」をご参照ください。